200TEU型船「まや」就航

　井本商運株式会社（本社：神戸市）は、1月16日に広島県豊田郡大崎上島の小池造船海運株式会社において昨年9月1日に進水した200TEU型「まや」（船主：井本船舶）の竣工引渡しを受け、西日本航路に就航させました。

　本船は2022年7月に徳山下松港で横転沈没した初代「まや」（228TEU積/2008年建造）のリプレイス船として建造され、その名を受継ぎ2代目「まや」と命名されました。
　本船の積載能力（245TEU）は初代「まや」（228TEU）を上回るとともに、荷役効率の向上及びＡ重油専焼船とし船員の労務負荷の軽減を図っています。さらに機関モニタリングシステム「HANASYS5」を搭載することで、陸上からの運航支援を行うことが可能であるなど、機器故障リスクの低減を図ります。また、神戸港カーボンニュートラルポート（CNP）形成計画の一環として、陸上電源受電設備を搭載しています。

　今後も当社は国際フィーダー貨物と国内貨物(動脈・静脈)のモーダルシフトによる海上コンテナ輸送の拡大を目指し、国際コンテナ戦略港湾及び我が国流通のさらなる省エネ化、低コスト化、多ルート化に寄与して参ります。

＜主要目＞
全長：96.81m　全幅：14.0m　総トン数：749トン　載貨重量：1,726トン　 コンテナ積載数：245TEU　冷凍コンテナ：42本

＜北九州港（ひびき）＞
　17日の北九州港（ひびき）の初入港セレモニーでは、北九州市港湾空港の佐溝局長の挨拶の後、初入港記念楯と記念品が贈呈されました。また、山九株式会社若松支店の中本支店長より記念品、北九州港振興協会より記念花束が贈呈されるなどの歓迎を受けました。

＜博多港＞
　17日の博多港初入港セレモニーでは、福岡市港湾空港局の早川理事より初入港記念楯、博多港ふ頭株式会社の則松代表取締役社長より記念プレート、博多港運株式会社の村田代表取締役社長より記念品が贈呈されるなどの歓迎を受けました。

＜神戸港＞
　19日の神戸港初入港セレモニーでは、神戸市港湾局の松木副局長事より初入港記念楯、阪神国際港湾株式会社より記念品が贈呈されるなどの歓迎を受けました。