神戸港公共岸壁にて陸上電力供給システムから非化石電力を受電開始～カーボンニュートラルポート（CNP）形成に向けて～

　井本商運株式会社（本社：神戸市）は、2024年4月に神戸港新港東埠頭に導入された陸上給電システムから200TEU型コンテナ船「まや」（船主：井本船舶）の船内へ非化石電力を受電しました。

　停泊中の船舶において、照明や空調などに必要な船内電力は、従来、船内発電機（重油）により給電されておりますが、これを陸上からの電力供給（非化石電力）に切り替えることにより、船内発電機を止めることができ、年間約15トンのCO2の削減を見込んでいます。また、CO2削減のみならず、停泊中の船内居住環境の改善、岸壁周辺地域への騒音の解消、発電機運転時間の短縮など、さまざまなメリットを見込んでいます。