サムデラと井本商運、日本で新たな海運プロジェクトを始動

2025年12月17日、シンガポール発

サムデラ シッピング ライン株式会社（シンガポール証券取引所上場、以下サムデラ）は、完全子会社であるサムデラ ジャパン株式会社を通じ、井本商運グループの井本船舶株式会社と共同で、日本国内の海運事業に特化した新会社「ブルー オーシャン シッピング株式会社」設立に向けた合弁契約を締結しました。

この合弁事業は、サムデラが培ってきた地域海運における豊富な経験と、日本で最も歴史あるフィーダーオペレーターの一つである井本商運グループの高度な専門性を融合させる、戦略的パートナーシップです。
ブルー オーシャン シッピング株式会社の出資比率は、サムデラ ジャパンが51％、井本船舶株式会社が49％となります。

ブルー オーシャン シッピング株式会社は、初期船隊として井本商運グループからコンテナ船2隻を取得し、事業を開始します。
今後、合弁会社は日本の沿岸および地域海運サービスにおける成長機会を的確に捉えるため、慎重かつ計画的に船隊を拡充していく方針です。

ブルー オーシャン シッピング株式会社は神戸市に本社を置き、2026年上半期に事業開始を予定しています。

サムデラについて

サムデラは、アジアにおいて長年の実績を誇る海運・港湾・物流グループであり、地域全体にわたり統合的で信頼性の高いサービスを提供しています。
詳細については、サムデラのホームページ（www.samudera.id）をご覧ください。

井本船舶について(井本商運グループ)

井本船舶株式会社は、井本商運グループの一員として、沿岸および国内海上輸送を専門とする日本の有力海運企業です。
1973年に設立され、神戸市に本社を置く井本商運株式会社は、日本の沿岸コンテナ輸送業界のパイオニアとして、幅広い国内フィーダーサービスを展開してきました。